2013年シーズン第7節 清水エスパルス vs セレッソ大阪
勝ちたかった試合だった。
立ち上がりはセレッソの前プレが機能してそのまま先制。過去の対セレッソ戦の相性の悪さからこのまま押し切られるかと思いきや、ここから清水が流れを掴む。理由は2つあって、主にメンタル面で清水が動じなかったこと、そして実はセレッソが良くなかったというのがある。そして後者によるボーナスタイムが枝村・杉本投入で終了、試合はややセレッソペースの乱打戦になるも追加点は無くそのまま終了した。
自分達のペースの時間帯が長かったこと、決定機も作れていたこと、なおかつシュートまで打てていたことを考えると、冒頭の勝ちたかったという感想になる。いや、しかし、枠内シュートは少なかったねぇ。
他、目についたこと。
- 高さではなく平面主体にバレーを使おうという意図が見えた。少なくともこの試合のセレッソには効果的で、今後、バレーの活かし方がどう進化していくのか楽しみである。
- ホント、ロングスローはもう止めよう、止めてください。せめて内田が出場している時間に限るべき。
- 通常のスローインもフリーの選手をもっと使って欲しい。フリーの中盤の選手に預けるよりも、前線のバレーに投げたほうが、トータルでリスクは少ないという判断なのだろうけれど、そう判断された選手たちには奮起して欲しいもの。
- クイックスタートすればと思うシーンも多い。ユングベリの退団は、良い教師役を失ったという意味で大きいと考えている。
短評
DF | 吉田 | 2本ぐらい良いクロス。内、一本は蹴った瞬間にわかるスーパーなクロスだった。この調子で精進して欲しい |
キャラ | メンタルコンディションが良くないのではないかという危惧が消えない。ロングパスの出し先がバレーに限定されているのは良くない。 | |
キジェ | 右足を磨こう。バレーに合わせて早いクロスの試みは面白かった。継続して欲しい。 | |
MF | 河井・浩太 | 磐田戦に比べて動けていた。河井&キジェのユニットが機能していた。 |
石毛 | そろそろ2点目が欲しい。現状ではベンチスタートの方が効果的なのかも。 | |
村田 | ボールタッチとスピードは非凡。ただし状況判断がいい選手ではない感じ。今の清水にいないタイプなので期待している。 | |
FW | バレー | コンディションも上がってきた気がする。欲を言えば2点目が欲しかった。 |
翔 | 改めて高さがあるのは良い。俊もうかうかできない出来。ただ、もうちょっとボール受ける前に準備をして欲しいなと思うし、ゴールを決めて欲しかった。 |