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2013年シーズン第18節 清水エスパルス vs FC東京

しょっぱい、熱い、イライラする、もどかしい、ほっとする…複数の相反する感情を覚える試合だった。
最終的にはバレーの移籍と出場停止2人というレギュラー3名を欠いた状態、かつ退場者が出た試合で勝ち点1を獲得したことは悪くない結果だと思う。名古屋と新潟が勝ちボトム5の一つ上の13位に順位を落としたことや、鳥栖・湘南が勝利してそのボトム5と勝ち点差が縮まったことで、悲観的な声も聞こえてきているが、そんなことに惑わされずに勝ち点を積み上げていくことが肝心だと思う*1。現にボトム3との勝ち点差は広まったわけだし。

収穫は本田拓也の復帰とその活躍だろう。
ボール奪取・縦への球出し・相手のファールを誘う動き・勝利への執念などなど、懸念されたスタミナ不足もなんのその圧倒的な存在感だった。若手の良き見本になるにとどまらず、良きメンターとしてチームに貢献して欲しい。
また、相変わらず組織は機能していたと思う。フラストレーションが溜まるシュート数が少ない展開は、一方でタレント揃いの東京の攻撃をよく抑えていたことの証明でもあると思う。

一方で、押し込まれた状態でのセットプレーを急いだり、GKがロングボールを蹴ったにも拘わらず押し上げが足りないなど、状況に応じたプレーはまだまだできていない印象。

次節新潟戦は、おそらくラドンチッチが出場するはず。スタイル的にはまさにチームが探していた人材だと思うので早々にフィットして欲しい。そして何とか勝ち点をもぎ取って欲しい。

短評
GK 櫛引 1対1を2度止めたことを初めとしてビッグセーブを連発。もう一人のMVP。名古屋戦・鹿島戦の不安定さは影を潜めていた。ただ前半のバックパスの処理は、何度かフリーの味方に出せたのでは無いかと思う。
DF 石毛 ラストプレーの精度やアイデアだったり、ダブルルーレット後の判断など、もったいないと思うことは多かったが、それでも総じて好守に良かったと思う。7月に入って壁を一つ乗り越えた感がある。ただ周囲に自分のやりたいことを伝えているか疑問。ユースの頃から観ている方に伺ってみたいのだが、もっと周囲と連動するタイプなのではという疑念がある。
平岡 1対1を阻止したプレーを初めとして上々の出来。
キャラ 笛吹かれなくて良かったと思うシーンが1回あったが、それ以外は平岡と同様上々の出来。
キジェ 2枚目のイエローは明らかに余分。攻撃面でも判断の悪さが目に付く。
MF 本田 MVP。
村松 狙われていた。最近、村松のところを放置したり、トラップを仕掛けられることが多い。村松の得点力は惜しいが、本田+浩太 or 竹内が現状ではベストの中盤だと思う。
六平 仕掛ける意識は◎だが、効果的ではなかった。めげずに試行錯誤して欲しい。
竹内 3つ目のポジションということで適応が大変なのかもしれないが不満が残るプレー。トップ下はシュートも突破もしなければ。
村田 良くなってきている。
FW 献身的なプレーは光ったが、ゴール前では活躍できず。現状ではトップ下が良い。あるいは4-1-4-1の1トップで見たかった。
東京 権田 守備範囲の広さが素晴らしかった。キジェにぶつかられた際の倒れこみは演技しすぎ。
米本 審判の基準を上手く見切ったプレーだとは思うが、あんなプレーばかりしていればそりゃ怪我多いよ。
主審 吉田寿光 まさか主審がマインドゲームを仕掛けてくるとは思わなかった。接触は流す・アドバンテージは取らない・適度な東京贔屓。清水に恨みでもあるのだろうか。

*1:今期の目標は残留で良いと考えている。もっとも大前が復帰したら賞金圏内以上が目標になるとは思う。