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数字で見る夏の補強の効果

自分がゴトビを評価している理由の一つは今期の前半戦の戦いぶりで、出だしこそ泣きたくなるほどの惨状だったが、柔軟に戦術を変更して中断前(13節終了時点)にはチームを9位に導いたことである。開幕前はアレックスと大前が抜けた穴は大きく、残留争いに巻き込まれると覚悟していた今期だったが、そうならずに残留を確定させたのは最近の好調はもちろんそうであるが、苦しい選手層で奮闘した前半戦の戦いぶりがあってのものだと思う。
そして、大前・本拓・ラドンチッチの加入(とバレーと林の離脱)によってチームは大きく変わった。以前よりシュートが増え、勝ち点も大きく増えた。一方で失点も増えた。では具体的にどれほどの変化があったのだろう?まとめてみた。ピックアップしたのは、本拓が加入した前後(1~17節/18~29節)と大前が加入した前後(1~20節/21~29節)の数字である。

試合 順位 勝点 得点 失点 SH 被SH 反則ポイント
1~17節 17 11 22(1.29) 6 4 7 20(1.18) 27(1.59) 137(8.06) 185(10.88) 52(3.06)
18~29節 12 9 19(1.58) 6 1 5 23(1.92) 25(2.08) 120(10.00) 117(9.75) 50(4.17)
試合 順位 勝点 得点 失点 SH 被SH 反則ポイント
1~20節 20 13 26(1.30) 7 5 8 24(1.20) 31(1.55) 165(8.25) 214(10.70) 68(3.40)
21~29節 9 8 15(1.67) 5 0 4 19(2.11) 21(2.33) 92(10.22) 88(9.78) 34(3.78)
試合 順位 勝点 得点 失点 SH 被SH 反則ポイント
1~29節 29 10 41(1.41) 12 5 12 43(1.48) 52(1.79) 257(8.86) 302(10.41) 102(3.52)

※括弧内は平均値

印象通りの結果が出たと言えるだろう。1試合平均でシュート数が2本ほど増え、得点力は0.7~0.9点、勝ち点も0.3~0.4点ほど増えている。一方で失点も0.5~0.8点増えている。意外だったのは被シュート数でだいたい1本程度減らしている。押し込まれることは減ったが、決定的なシュートを打たれることは増えたということなのだろう。実際、大前の加入が決まった湘南戦からチーム戦術は大きく変わった。9枚でブロックを作ることもあった前半戦とは異なり、前プレ or 7枚のブロックで守るようになったことが数字にも反映されたと言える。短期間で戦術変更を果たしたゴトビの手腕と選手の努力は褒められて良いと思う。
またこのことは今の清水が、失点することをある程度覚悟した上で、相手より多く点を取ろうとしていていることを意味している。最近、守備陣、特にGKの櫛引が叩かれることが多いが可哀想な面があると思う。

ちなみに本拓・大前加入後の反則ポイントだが、前々節までは減少傾向にあったのだが、ラドンチッチ・本拓・キャラの出場停止と、河井の退場で大きく跳ね上がってしまった。リーグ終盤になれば嵩みやすい反則ポイントなので参考までに。

おまけ①: 18~29節の順位表
順位 勝点 試合 得点 失点 得失差
川崎 1 19 9 15 8 7
鹿島 2 18 9 20 15 5
C大阪 3 17 9 14 6 8
浦和 4 17 9 18 13 5
FC東京 5 16 9 17 14 3
鳥栖 6 16 9 14 15 -1
横浜FM 7 15 9 9 4 5
清水 8 15 9 19 21 -2
仙台 9 13 9 14 7 7
新潟 10 13 9 11 11 0
甲府 11 12 9 11 10 1
12 12 9 15 15 0
広島 13 11 9 10 10 0
湘南 14 9 9 13 17 -4
磐田 15 7 9 11 15 -4
名古屋 16 7 9 9 13 -4
大分 17 4 9 10 23 -13
大宮 18 3 9 7 20 -13
順位 勝点 試合 得点 失点 得失差
おまけ②: 21~29節の順位表
順位 勝点 試合 得点 失点 得失差
川崎 1 19 9 15 8 7
鹿島 2 18 9 20 15 5
C大阪 3 17 9 14 6 8
浦和 4 17 9 18 13 5
FC東京 5 16 9 17 14 3
鳥栖 6 16 9 14 15 -1
横浜FM 7 15 9 9 4 5
清水 8 15 9 19 21 -2
仙台 9 13 9 14 7 7
新潟 10 13 9 11 11 0
甲府 11 12 9 11 10 1
12 12 9 15 15 0
広島 13 11 9 10 10 0
湘南 14 9 9 13 17 -4
磐田 15 7 9 11 15 -4
名古屋 16 7 9 9 13 -4
大分 17 4 9 10 23 -13
大宮 18 3 9 7 20 -13
順位 勝点 試合 得点 失点 得失差