2014年シーズン第27節 清水エスパルス vs セレッソ大阪

突如、地獄のような職場に放り込まれて気づけば愛するチームは降格圏に。その間もできる限り試合は観てましたけれど、ちょっと疲れきっている状態で何か書こうとは思えない試合が続いていて、更新をサボっていました。
ようやく一区切りついたので、またボチボチとこちらも再開していきたいと思います。

残留争い直接対決2戦目のこの試合は、ここ最近の試合とは打って変わった内容を見せ3-0で快勝しました。もちろん順位的に勝ち点的に大きな一勝ですが、この勝利が、少しでもチームに自信を取り戻させたり、重圧を取り除いてくれることを願います。

嬉しかったことはここ最近の試合と大きく異る試合の入りを見せてくれたことです。
5バックから4バックに変わって中盤の枚数が増えたことも大きかったですが、積極的にボールを奪いに行く姿勢や球際の強さも光りました。正直、最後の最後まで吹っ切れずにズルズルいってしまうことも危惧していただけに、嬉しいサプライズでした。

この後も横浜FM、新潟、広島と相性の悪い相手が続きますが、今日の勝利が浮上のきっかけになればと思います。

短評
GK 櫛引 まだまだ安定感が足りない感じ。GKコーチはどうなるんだろう?
DF 河井 さすがの戦術眼。前監督が彼をSBで起用したことに批判していたライターは本当に何を観ていたのか。
ヤコビッチ 良くも悪くも普段通りのプレー。外国人選手たちはボールを持った際に前にスペースがあるとそのまま攻め上がることに躊躇がないのが良いと思う。
平岡 他のCBの選手ももっと得点を重ねていても良いのだと思うけれど、気づけば彼だけが得点を重ねている。素晴らしい。
吉田 賛同してくれる人は少ないだろうけれど、今シーズンは1つ選手としてレベルをあげていると思う。祝J1・100試合達成。
MF 本拓 石毛と並んでMVP候補は彼だと思う。ボール奪取・展開、そして機を見ての攻め上がりと良かった。怪我が軽症でありますよう。
六平 本職であるはずの前目の位置に入った時の方が物足りない。レギュラー一年目と言えばそれまでなのだけれど。
大前 不調。ここぞというところで、正確性や積極性を欠いたのは頂けなかった。
石毛 価値ある先制点。あとはスルーパスをノヴァが決めていればといったところ。攻守に効いていた。
FW ノヴァ ゴールだけが足りなかった。
結局このチームは彼のコンディションに左右される面が大きい。彼を孤立させないことが大事なのかと思う。あとは彼個人の出来が最低限今日ぐらいを保ってくれると嬉しいのだけれど。