2015年シーズン J2降格
というわけで降格しました。
気分を害される方もいるでしょうが、率直に書きます。みっともない、情けないシーズンでした。降格は十分にあると思っていましたが、残留争いを争うことなく降格するとはまったく予想できませんでした。
振り返ると大半のポイントで他のクラブチームに負けていた劣っていたという感があります。例外は営業部門ぐらいでしょうか?ようやく強化費用が上乗せされたシーズンに降格というのは、どう考えても失敗です。
とりあえず、思いつくままに気になっていたを書いてみます。
- 強化部
- テクニック偏重、サイズ・守備軽視の選手獲得を繰り返した。
- 30名超のチーム編成。
- 監督の能力を適切に図る事ができなかった。
- 監督交代の遅れ。
- 前監督*1
- J1の監督を満たせる能力になかった。
- 30名超の編成にも拘わらず、アンフェアな選手選考を繰り返した。
- 前任者や同業者に対するリスペクトの欠けた姿勢。
- 選手の周りの大人たち(含む有志の会)
- 清水は強いはずという思い込み。
- 過剰な身内贔屓と排他意識。
- 選手を甘やかしすぎた(最たる例が下舘浩久で、選手に気に入られるため、自身の有料サイトのために、積極的にチームを分断し、選手の野心を小さくした)。
- 選手と前監督以外へのリスペクトの欠けた姿勢。
- 何故前監督に対しては解任アンケートを取らなかったのか、何故前々監督には最後まで支えるという姿勢を出せなかったのか。
- 選手
- もっとも責任があるのは選手としなければ、前には進めない。
- 前々監督を否定して、待望の前監督で結果を出せず、現監督のもとではプレッシャーに自滅した。
- 高い年俸をもらっているベテラン勢が総じて低調だった。悪い手本にしかならなかった。夏に臨時補強した選手がチームを引っ張るようでは不甲斐なさすぎる。
- 終盤戦、ほぼすべての選手が、ピンチに1%の可能性を信じて全力で帰陣することができず、2点差を付けられれば試合を諦めていた。
- 清水エスパルスに対する愛が足りないのではなく、プロ意識が足りなかった。
そして自分を含めたファン・サポーターには非はないかというとそうでもないと考えます。観戦中のため息をやめませんか?サッカーをわかっているが故に、一点やワンプレーの重みがわかっている故のため息とはわかるのですが、例えばホーム新潟戦で先制を許した後に1分ぐらいため息がスタジアムを覆っていたと思います。それで選手が奮い立つのでしょうか?ミスが多い選手の一つ一つのプレーにため息をしてミスが減るのでしょうか?
途中出場の村田がボールを持った際の盛り上がりは、村田に実力以上の力を発揮させていると思うのです。
鹿島・仙台・甲府のような帰るべき場所が明確にないこと、残留争いにも加われなかった今シーズンの内容から、まだ底に達していない気がしてなりません。来シーズンも辛いシーズンになりそうですが、苦しい時期も愛するクラブがあればこそと思って、一喜一憂しながら過ごしていきたいと思います。
*1:もし、清水がJを制覇した時に誰がベンチに座っていたら嬉しいかと質問されたら、未だに1位大榎・2位澤登って答えるんですけれどね…。