2013年シーズン第2節 清水エスパルス vs 横浜F・マリノス

0-5というショッキングな敗戦を喫し、IAIスタジアムでの初めてのJリーグ公式戦に花を添える事はできなかった。前節に生まれた希望はあっけなく潰え、個人的にはよりによってこの敗戦後にスカパーから「どのチームを応援していますか?」というアンケート電話がかかってきて「清水エスパルス」と回答するという屈辱を味わされ、非常に苦い気分であった。むっきー!

3ボランチというディフェンシブな響きを保つ戦術を採用したが、中盤で効果的なプレッシャーをかけることができなかったことが第一の敗因で、攻撃もボールをどう運ぶかグループでどう相手を崩すかがまったく見えないままだった。大宮戦の夢よもう一度と後半頭から試した2トップも、十分な体制でボールを供給できない状態で相手CBが十分に強いと何もできないことを露呈しただけだった。

この試合のMVPには多くの人が中村俊輔の名前を上げると思うのだけれど、俊輔が清水の選手だったらどんな試合になったのだろう?と思う。残念ながら昨シーズンまでの小野はそこまでの存在感を見せられなかったと思う*1。幸運に恵まれている面もあると思うのだけれど、改めて俊輔はすごい選手である。経験とか技術ももちろんあるのだけれど、ボールを受ける前・ボールを放した後に絶えず考えていることが伺えるのが素晴らしい。反面、清水の選手はボールの近くであっても意識がOFFになっているように見えるシーンが多かった。こういうのは見習って欲しいものである。

短評
DF キャラ 相変わらず良くない。大黒柱だと思っているので早く復調して欲しい。
MF 浩太 ここで頑張れないと3ボランチはどうしようもない。システム的にカバーする範囲が広すぎる気も。システムを変更しないのであれば、村松を起用して、DFライン前に張り付かせる?
FW 石毛 消えている時間が多いのは気がかり。
主審 木村博之 久々に清水に優しい笛を吹いてもらった気がする。のに、まったく活かせなくてごめんなさい。

*1:小野は怪我で人生狂ったよなぁ。